こんにちは、エフッチです。

旅行に行って世界遺産を見ると、「やっぱり世界遺産はすごいな」と思います。

旅行先の検討をしているときに、世界遺産と言われると行ってみたくなります。

そんな私が世界遺産検定の資格取得したときのきっかけと勉強方法についてお話したいと思います。

受験のきっかけ

イタリア旅行での出会い

私が初めてヨーロッパを旅行したのが2007年のイタリアでした。

そのときのツアーは、イタリア8日間で多くの世界遺産をめぐるものでした。

イタリアは世界遺産の数が一番多い国で、ローマやフィレンツェは街そのものが世界遺産になっています。

イタリアを旅行した私にとって、見るものすべてが美しく、感動の連続でした。

そして、そのほとんどが世界遺産でした。

その頃から世界遺産に興味を持っていましたが、「世界遺産検定」については知りませんでした。

本屋での出会い

私は、仕事関係の資格をいくつか持っていたこともあって、時々本屋さんの「資格、検定コーナー」に足を運んだりしていました。

そんなある日に、「世界遺産検定」の本に出会いました。

その本をパラパラとめくると、世界遺産の基礎知識から代表的な世界遺産が書かれています。

前々から世界遺産に興味を持っていた私は、「この検定の勉強をすれば、世界遺産の旅行がもっと楽しいものになるのではないか」と思い、すぐに受験を思い立ちました。

検定は2級から4級は受験資格が関係なく誰でも受験できますが、とりあえずは旅行を楽しむための受験であり、過去の3級の合格率が70%を超えていたことから3級を受験することとしました。

勉強方法

本屋さんで世界遺産検定の公式テキストと過去問題集を購入してから受験日までは、1か月半ぐらいの期間があったと思います。

勉強方法は、以前に取った仕事関係の資格取得の経験を活かして独学で進めました。

その勉強方法の基本は、テキストと問題集を繰り返すことですが、おおよその流れは次のとおりです。

公式テキスト1回目

公式テキストは何度も読み込みましたが、まず1回目は、ざっと目を通します。

1回目は、全体的におおよそどんなことが書かれているかを確認するだけで、覚えようとか理解しようとは思わずに、本当にざっと目を通すだけです。

過去問題集1回目

テキストに一度目を通した段階で、内容的にそんなに難しそうな感じが無かったので、試験の傾向を知るために過去問題集を解いてみることにしました。

問題集には、過去4回分載っていましたが、とりあえず3回分を解いて、1回分は模擬テスト用に残しておきます。

問題集を解くときは、問題集に直接書き込まずに別のノートに書き込みます。 そして、不正解だった問題には×印をしておきます。

公式テキスト2回目

テキスト2回目は、じっくりと内容を記憶するように読み込みます。

模擬テスト

公式テキストを2回読んで、ある程度理解できたと感じたので、過去問題集1回目で残しておいた1回分を模擬テスト的に行いました。

私の場合は、実際の試験会場に似ている状況での模擬試験を経験するために、図書館で時間を決めて1回分を解いてみました。

図書館で時間を計って模擬試験をやるのは2つの目的があります。

1つは、実際の試験のときの時間配分を経験することです。

試験時間と同じ50分で60問の問題を解いてみて、時間が足りるか足りないか検証します。

家では、いつ家族や電話に邪魔をされるかわかりませんので、図書館で携帯電話の電源を切って行いました。

もう1つは、試験会場のような雰囲気に慣れるのが目的です。

以前に仕事関係の資格試験をはじめて受検したときに、慣れない試験会場で緊張し、周囲の受験者の鉛筆を書き込む音が気になったりして仕方なかったからです。

図書館であれば、周囲に知らない人が本を読んだり勉強をしていて、試験会場に近い雰囲気で模擬試験を行うことができます。

過去問題集2回目

模擬試験を経験した後で、過去問題集のすべてをもう一度解きました。

1回目と同じく間違った問題には×印をします。

過去問題集3回目

3回目は、過去問題集2回で間違った問題だけ行います。

過去2回で×印が1個と2個の問題を再度行います。

ここで再度間違った場合は、その部分の公式テキストを読み返します。

過去問題集4回目

最後の仕上げとして、これまでに間違った問題をもう一度見直します。

×印が2個か3個の問題を入念に確認します。

公式テキスト3回目

過去問題集4回目まで実施した段階で、試験日まで少し日数があったので、試験日まで公式テキストを読み込みました。

勉強時間

勉強時間は1日30分、1か月半の期間でした。

1日30分の時間を確保するために、朝30分早く起きました。

夜に勉強しようとしても、残業があったり、何か用事ができたりすることがあるからです。

朝の方が頭もすっきりして邪魔されずに集中することができます。

試験結果

2010年7月4日に受検して、結果通知が7月31日付けで郵送されました。

結果は、めでたく合格でした。

認定証がカードになっていました。

ちなみに得点は94点でした。

まとめ

3級試験の内容は、世界遺産の理念等の概要と代表的な世界遺産について問うものなので、難易度的にはやさしい部類に入ると思います。

テキストと問題集を購入すれば独学で十分合格できます。

旅行好きで世界遺産に興味があれば、楽しみながら勉強をして、難なく合格できるレベルだと思います。

世界遺産検定を取得して、さらに旅行を楽しみましょう。

【公式サイト】世界遺産検定公式HP